1371「浦島太郎」

 

みんな浦島太郎の伝説は知ってるよね

 

浦島太郎は幸せだったと思うかい?

 

浦島太郎は虐められてる亀を助けた

 

それの恩に報いるため 

亀は彼を竜宮城へ連れて行ったんだ

 

そこで彼はとても楽しい時間を味わった

 

しかし最終的には歳を取りそのままエンドとなった

 

これは果たして幸せなのだろうか

 

 

みんなはどう思う?

 

竜宮城で彼はパラダイスを味わったんだ

普通の人が決して見られない景色をそこに見ただろう

乙姫様がいて タイやヒラメの舞踊りを見た

たくさん美味しいご馳走を食べて彼はとても

幸せだっただろう…

 

しかし現世に帰ってきた時 玉手箱を開けてしまった為に彼はお爺さんになってしまうのだ

 

そこで物語は終わる…結構なバッドエンドだ

 

 

 

ここでみんなに聞きたいのだが…浦島太郎の人生は

これでよかったと思うかい?

 

ほんの一瞬でも美しい夢が見られたのだ

きっと幸せだったに違いないと思う?

 

それとも…竜宮城での楽しいひとときと引き換えに

自分の人生における貴重な時間を失っていたことを

不幸せだったと思う?

 

これは判断が分かれるところだろうな。

 

私もどっちがいいのかよくわからないよ

 

ただ何もない人生を長く生きる事が幸せなのか

それともたとえ短くとも最高に幸せな瞬間を

味わってから死んでいく方が幸せなのか…

 

これは 人それぞれ答えが分かれるところだ

 

 

 

あなたなら どちらの人生を生きたいか?

 

私なら 後者かもしれない

 

 

 

おわり🐢