270「母親と魔女の話 パート3」
私 ちっちゃい頃からほんと寂しかったんだよね
母親に甘える事が出来なかったから
魔女がいつも母を独占しててね
私が母に近づく事を魔女は嫌がった
母親を独占したかったんだろうな
そしてうちの母親はどういう訳か
魔女ばかりを可愛がった
弟妹のことは 結構 ほったらかしだった
私はそれが何故なのか全くわからなかった
それから時は流れ
この母親はもうすぐ80になる
私は母に何度も尋ねた 昔の事を
何故あなたは そうだったのか
そうすると母親は「私はそんな事しとらん」の一点張りで…全く話にならないのであった
この人と話してると本当にイライラする
この人は何かの障害を持っているんだろうな
片付けが全然できないし人の話を聞かないし理解しないし信じない
自分だけの思い込みと完全に間違ってる知識に縛られて生きてて他人からのアドバイスを受け入れない
だから「そんな風に感じていたの…ごめんなさいね…」の一言が全く出ないのである
45年この人と付き合ってきて…子供時代のこと 心から謝ってもらった事 ない気がする
自分の欠点を他人から指摘されてもそれを絶対認めないし…他人の話を信じないし…子どもに対して愛情のばらつきがあり過ぎるし…そんな自分を全く俯瞰出来てない
他人の話を受け入れないから成長がないのだ
そして絶望的に家事ができない
わたしは 愛してもらえてなかった
だから私もこんな母親のこと 愛せない…
嫌悪 憎しみ あきらめ
それだけだな
おわり🏠