1082「確信犯」
【今回の再現ドラマはF県に住むM子さんからの証言を元に作成しました】
昔 彼がこんな話をしてくれた。まだ独身で付き合ってたころ… (私達は結婚の約束をしていた)
「ある日取引先の先生に現金回収で100万もらって、おれはそれを数えて、つい車の上にそれを乗せてしまったまんま走り出してしまったんだよ。そうすると当然札束はバラバラになってしまって、あわてて降りて拾い集めた。周りの人達も手伝ってくれた。で、数えたら3枚くらい足りなくなってた」
というお話だった。
今にして考えたらこれは作り話だったんだと思う
この話はおそらく彼の後ろにいた「誰かさん」🎃が作って「ターゲットに対して彼の口から話を聞かせたかった」から、そうしたんだろう
多分あのグループと「契約」を交わした頃にわざと私にこの話をしたんだろう…この日がもしかしたら詐欺師としての【始まりのその日】だったのかもな
(周りの人達も手伝ってくれた)
(数えたら3枚くらい足りなくなってた)
なくなってた。
つまり… 【俺が金を手にする頃 オマエは亡くなっている】という意味をほのめかしたかったんだろう
(大金があること気付かずに走り出してしまった)
ここにも、意味が隠されてる
そこで私は「何やってんのー」って言うだろ?奴の後ろにいて常に私たちの会話を盗聴していた女達はそれを聞いて笑いたかったんだよ。そして実際私のことを笑い者にしていただろう。私には当時すでに国内外の大物VIPがたくさんのラブコール、プロポーズをしてくれてたわけなんだけど…それは決して私の元に届くことはなかったんだ。私は自分が盗撮被害者になってた事を知らなかったんだから、どんなアプローチにも気づけるわけがなかったのよ。
それがつまり(大金に気づかず走り出した)って事
(大金持ちのラブコールにも気づかずオマエは俺と結婚するんだよ。バカだな。そしてもうすぐカボチャに殺される)というほのめかしだったのよ。
私が国内外の大物達から大人気だったことはネットの世界では有名な話だったんだろうけどね。でもそれは私には「ひた隠し」にされてたんだからわかるわけがなかったのよ。
彼はこの頃からあのグループのやつらが私の行動を監視盗聴してた事全てわかってたんだ。奴は裏でカボチャ女達と通じていた…
その上で 素知らぬ顔で私とずっと付き合ってた…
全ては
いつか私が自殺した後自分が手にするであろう
多額の死亡保険金の為に…
彼の行動の全ては…おそらく毎月カボチャからもらえる謝礼金と…死亡保険金が目的だったんだな…
(いくらだろう?多分五千万とかそんくらいだろうな)
なんて恐ろしい男だ…
おわり👉🎃💵