71「嫉妬という感情をコントロールする為には」
「他人に嫉妬してしまう自分」
「嫉妬するばかりか、嫉妬の対象に対して嫌がらせまでしてしまう自分」
そんな自分を認識して自己嫌悪に陥ってしまう…
今日はそんな悩みを持つ人に向けて書いてみたい
まず 嫉妬という感情は人間ならば 誰しも多かれ少なかれ持っている感情なので「嫉妬してしまう」事は仕方ないのだと思う
しかしながら 人間はその感情を《コントロール出来る人》と 《出来ない人》に分かれる
感情をコントロール出来ないタイプの人間はその感情をあからさまに態度に出してしまったり
もしくは嫌味や嫌がらせという行動に変換して相手にぶつけてしまったりする
こういう人には是非考えてみてもらいたい
この感情を相手にぶつけて 相手に嫌な思いをさせたところで、自分が本当の意味で相手に勝ったことになっているのだろうか?と。
どんなに相手を凹ませたところで 自分が相手の優れた「何か」を上回るだけのそれを手に入れる事は出来ていないのだということにまず気づいて欲しい
スポーツの世界ならば 試合の中でライバルを打ち負かせば自分が金メダルを取れるわけで…望んでいた結果を正々堂々勝ち取れるわけなのだが
社会生活において 自分の周りにいる《羨ましい何か》をもった人間のことを妬んで嫌がらせしたところで自分がそれを嫌がらせで奪えるのかっていったらまあだいたいにおいてそんな事はまず無理だろう
だったらそんなことしてもなーんの意味もないのだって事にまずは早めに気付くべきなのだが意地が悪くて頭も悪い人間はその辺のことに一生気づかず、性格の歪んだ嫉妬深い人間のままで歳をとりそして死んでいくのだ
嫌がらせすると一瞬だけはスカッと出来るかもしれないが 相手から反撃をくらうこともあるだろうし、そんな嫌がらせしている自分の姿を周りの人間は結構しっかり見ているものなのだ
一瞬の気持ちよさのためにしつこく嫉妬の対象をいじめていると自分自身が周りから白い目で見られていくだろうし、そもそも相手に本当の意味で勝つことなどできていない以上、その悔しさや苛立ちは永遠に続く事になるのだ
それを解消するには相手よりも立派な人間になるしかない。それが出来ないならば「嫉妬を感じなくなる自分」になれるようメンタルを整えていく必要がある。
そのためにはまず「嫉妬するシチュエーションから離れる」
もしくは「嫉妬の対象を観察することをやめる」
もしくは「嫉妬の対象をリスペクトする」ことだ。
そして「相手よりも優れた人間になることで勝ちたい」のならば自分の中の嫉妬心とコンプレックスをバネにして相手の持つ《素晴らしい何か》を超えるものを自分自身の努力で勝ち取ること。
ただしそれは《正々堂々、美しいやり方で》勝たねばならない。
そうでなければ意味がないのだ。
以上、「嫉妬という感情をコントロールするには」というテーマでお送りしました。
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