409「ゴミ屋敷日記」2

あら… またナマケモノがほのめかししてるわ…

キッチンの流しにカレーのヒートパック

封の開いた空袋が2つ 逆さに突っ込んである

 

こないだは🦥に「冷蔵庫の左上にある食品高くて取れない所にあるからアンタちょっと取れるようにしといて」なんて言われた

 

すっかりオランウータンの傀儡に成り果てたわね…

 

私は心の中でいまいましく思ったが何も言わなかった

 

言ったところでこんな奴に私の気持ちはわからないだろう…いつも己とオランウータンの気持ちしか考えない奴だった 昔から

 

 

🦥🦥🦥

 

 

親にもほんといろいろあるもんで

 

小さい頃は自分の親が普通なのかどうかもわかんないし

 

大きくなってくるにつれて少しずつわかってくるものだ

 

まあ私の話をするとね

 

友達んち遊びに行ったら…自分のうちがどんだけ貧しいのかめっちゃ思い知らされてしまうんだよな

 

それだけじゃないの

 

そのうちの祖父母や親が子供にどんだけお金かけてるかもすごくわかる

 

オモチャのラインナップとか見るとね

 

そこで結構 カルチャーショックみたいなの受ける

( ゚д゚)

 

まあどこんちも大概 うちより綺麗だし

オモチャもたくさんあるし…

ご飯も豪華で品数多いわけ

 

だからそこで毎回思い知るの

うちがどんだけ貧しいのか

 

あと親が子供に金使ううちと

親が自分の趣味にばかり金使ってて

子供にはなんもしてないうちとの「差」を

まざまざと見せつけられちゃうのよ

 

わたしはそれがとても悲しかったね

 

うちの実家ってほんと 家族の絆 薄いのよ

 

多分よそんちがうちを見てたら「冷たい」って思うだろうなぁ

 

お互いがお互いを思う気持ち

 

お互いがお互いに優しくしようとか

大切にしようとか…

何か贈り物をしあうとか

そういう気持ちに著しく欠けてるかな

 

貧乏っていうか

父親がゴルフとかめっちゃやってた

 

ゴルフって金かかるし…だから妻子にほとんど金が回ってこない…そんな感じだったねえ

 

わたしは子供のころほとんど服を買ってもらえず

それが一番辛かったわね

 

公立の小学校って私服でしょ

だからねえ…辛かったなぁ

すごくやだったわ

 

うちの父親は 

子供の感情なんて全く考えない人だったんで

 

 

まぁ 仕方ないことなんですけどね

 

この「仕方ない」って感情

 

これ結構大事でね

 

わたしは小さい頃からずっとこの切ない感情を味わってきた…だからあんまり他の人と自分のことを比べたりしないし嫉妬もしない

 

小さい頃からずっと恵まれない底辺に近い暮らしをしてきたから

 

だからあんまり人のこと妬まないの

そういう性格になれたことは良かったわ

だって嫉妬深い性格の人って幸せになれないもん

いつも自分より上の人見つけては妬んでるでしょ

それは一番 愚かな生き方よ

そんなバカな人にだけはなっちゃダメなの

 

自分より幸せな人がいるのは当たり前だっつーの

 

馬鹿じゃないの…😳そんな簡単なことも今まで知らないで生きてたの?どんだけおめでたいのよ。ある意味幸せな人生を生きてきたのね!ほんと羨ましいわよ。世間知らずにも程があるわ。

 

自分よりずーっとずーっと幸せな人なんて自分の近くに沢山いて当たり前なのよ‼️

そんな事でいちいち ひとを妬むな‼️

おまえはアホか‼️脳みそ何歳やねん‼️🎯

 

と 言ってやりたい

 

 

生まれ育ちが極端に不幸な人は

結構ポジティブに育つんだよ

 

何故なら 鬱になりそうなほど恵まれてない己の運命にそれでも抗って生きていこうとする為にメンタルが異常に鍛えられているからだ

 

アンミカさんとか兼近君とかはそれじゃないかな

結構 生まれが激貧だったらしいんだよね

 

でもあんなに明るくて面白い

優しくてポジティブな人になってるよね

悲壮感なんて微塵もない

 

逆境の中で育った人は 強いの

 

そして何故か めっちゃ明るいのよ

 

 

 

そういうふうに めっちゃ明るくないとやってけないくらい普通の人よりずーっと厳しい人生を歩いてきたから

 

だからそうなっているのよ きっとね

 

私も結構 そんな感じのとこあるかも…🤔

 

 

🍎🍎🍎

 

 

あとね…うちの母親は昔から

姉ばかりを贔屓して甘やかしていたわ

 

そんで 弟と妹のことをないがしろにしてた

 

弟と妹が姉のワガママのせいでいつもストレス抱えていたのにそれを完全に放置していたの

 

 

ものすごく 鈍くて バカな母親なの…第一子ばかりを甘やかして…弟妹に優しくしなさい!って姉を叱ってくれたことなんて一度もないわ

 

姉と喧嘩になって私がめっちゃやられてても…それでもいつも姉の味方ばかり。私を庇ってくれたり姉をビシッと叱ってくれたりすることはなかったわ

 

常に姉の肩を持っていた。姉の方が可愛かったからよ

 

私は母のこういう不公平な所が死ぬほど嫌いだったわ

 

自分がママになって二人目を産んだ後は 絶対自分の母親のようにだけはなるまいと思ってやってきた

 

きょうだいのどっちかを贔屓して育てる…

どっちか一方ばかりを可愛がるような親にだけは!

絶対なってはいけないわ。

 

 

すっごくダメな親に育てられて

ひとつだけよかったことがあるわ

 

それは…うちの母親は

【最高の反面教師】だったという事よ

 

 

 

 

おわり🦥