395「嫉妬について」2
人間の嫉妬心て醜いですよねえ
嫉妬という感情は自分より良いものを持っている、もしくは優れていると感じる相手に対して湧き上がる感情
でも 自分がその人に対して好感を持っているか
逆に見下しているか
それによって抱く感情は異なってくる
自分と比べて相手のことを素直にすごい人だと感じた時 その感情は妬みではなく《尊敬とか羨望の眼差し、憧れ》というものになる
しかし自分より出世したという人間の噂を聞いた時…自分がその相手の事を見下していて、「自分より劣っているなのになんで?」と感じたらそれは尊敬ではなく《ねたみ、そねみ、ひがみ、憎しみ》という…ただひたすらに汚く、醜いだけの感情になる
つまり嫉妬しやすい人間というのは
己のことを常に高く見積もっていて
驕り高ぶりがある人間なのだ
要するに「自惚れ屋さん」なんですね
そんで、相手の実力をみくびっている。他人の悪いところばかりに目が行き、良いところがあってもそこんとこは評価しない。他人のことをやたらと見下す癖がある。見た目とか学歴 生まれ育ちなんかでね。あとは生理的な好き嫌いでしょうね。
つまり やたらと他人に嫉妬する人間てのは
【他人を正当に評価する能力】に欠けているんです
だから 自分とはかけ離れた実力の持ち主に対してもいっちょ前に嫉妬する
自分とは明らかにレベルの違う世界に行ってしまった人間の事を、ただ近くに住んでるからとかそんな理由で「己と同列において比べてる」から嫉妬するんですよ。【思い上がり】というやつですね
【思い上がり】のある人間はイジメをします
そして 自分より強いやつはいないと思ってます
なのですぐ弱いものイジメに走る
こうならないためには
やはり日頃から謙虚である事
自分に自信を持つのはいいけど過信はダメ
嫉妬という感情は自分の身を滅ぼします
自分と他人を比べないこと
比べて 他人の事を羨ましく思うなら 相手のことをお手本にして自分もより良い人間になろうと努力すればいいだけ。自分を変えるために「前向きに地道に」努力することですね。
相手をお手本にするという事と、猿真似やモノマネに走るという事は全く意味が違うので気をつけましょう
表面だけを似せようとするんじゃなくて
相手の精神世界を知る事で その人に近づく
その人が何故優れていて何故自分より評価されているのか知る努力をする
もっと言えば「自分の何がダメなのか」知る努力も大切
愚かな人間は 嫉妬という感情を抱くと
嫉妬の対象に嫌がらせを仕掛ける傾向にありますが
そういう人間はあまり大成しません
いちいち嫉妬を感じる他人のことばかり見てないで【自分の人生に集中して己の独自路線を貫いてる】人の方が成功しやすいし好かれるんです。
それによって幸せな人生を生きていける
人間は争いを好む生き物ですが
それを好まない人間もいる
嫉妬とは幸せから最も遠いところにある感情だと
わたしは思っています
おわり☘️🧝♀️✨