345「はてな日本昔話〜オランウータンとパンダ」1️⃣
昔々 あるところに
父と母と姉と妹が住んでいました
言い換えますと
外面は良いけれど中身は傲慢な姉と、傲慢な姉にいじめられ常にストレスを抱えた妹が、キレやすい父親と、家事のできない母親に育てられていました
傲慢な姉は両親から甘やかされて育ちました
姉は妹をいじめていましたが
親はそんな姉を叱ったりはしませんでした
妹はたまりかねて親に姉の暴君ぶりを訴えますが
母親は妹を助けたり守ったりはしませんでした
何故なら母親はとても鈍感で、妹の立場になって考えてあげるという事が出来ない人でした
そしてとても面倒くさがり屋でした
また 父親もヒステリックで利己的で、家庭の雰囲気は最悪でした
それ故に妹はいつもストレスを抱えてイライラした性格のキレやすい子に育ちました
なので、母親はますます下の子を嫌いました
母親は姉のことは大切にしましたが妹のことは心の中でずっと嫌っていたので2人が喧嘩をしても常に妹ではなく姉だけをかばい、姉だけを贔屓していました
しかしこの母親は馬鹿なのでそんな自分が悪い母親だなんて考えた事はありませんでした
非常に感覚が鈍く 愚鈍でのろまで 無知で無能で常識もなく 家事も育児も、何をやらせてもうまく出来ない最低の母親でした🦥
この母親の一番ダメな所は自分が何もできない最低の毒親であるという事実を己で客観視できてない所でした🦥
なので妹から「お母さんはどうしていつもそうなの?」と言われても「お母さんはちゃんとやってる!お母さんは普通にやってるわよ!」と、うるさそうにすぐキレました
そうやってすぐ感情的になる所も
この母親の大きな欠点の一つでした
しかも実際家はゴミ屋敷でした
妹は母親に改善を要求し続けましたが母親は頑として怠け者である己を貫き通しました
しかし姉は家が汚いことについて母親にクレームを入れたりはしませんでした
なので母親は姉のことは可愛がっていましたが
いつも自分の意見をハッキリ言う妹のことはとても
疎ましく思っていました
妹は 姉と母は仲良しなのに 自分だけが愛されてない事 母が姉ばかりを贔屓していて妹のために姉を叱ったりしない事をとても不満に思い 怠け者でなおかつ子供の気持ちに全く寄り添わない愚鈍で愚かな母親を強く憎みました
意地悪で気分屋で、自分を家来のように扱う利己的で傲慢な姉の事も勿論強く憎みました
「なんでお母さんはいつも私を助けてくれんと?」
「なんでお母さんはお姉ちゃんばかりかばうと?」
「なんでお母さんは私がお姉ちゃんに叩かれても怒ったりしてくれんと?いつもお姉ちゃんが先に叩くとよ?なんでいつもほったらかしなん?なんでいつもお姉ちゃんのこと叱らんと?私とお姉ちゃんがケンカになったら、なんでいつもお姉ちゃんの味方をすると?」
『お母さんは別にそんな事しとらん!』
万事がそんな感じでした
姉と妹はとても不仲でした
それから時がたち
姉も妹も 結婚して 家を出ました
2人は滅多に顔も合わさないし
電話で話す事もありませんでした
とても疎遠で そして犬猿の仲でした
🏠🏠🏠
🐼妹はある時自分がストーカー被害にあっている事に気づき母親にその事を相談しました
しかし母親は妹の話をあまり理解しようとせず
また信じようともしませんでした
そして相談に乗るのがめんどくさいのか
話の途中ですぐキレました
「アンタが相手にしなけりゃいいじゃない!」
いやそういう問題じゃないのに…
相手にしたくなくてもあっちが一方的に付き纏ってくるからストーカーなんじゃん。と説明してもうるさそうにするばかりで話になりません。妹は母親の馬鹿さ加減にいつも悲しくなりました。
(なにも怒る事ないのに… どうして被害者の私に同情するのではなくただ怒りをぶつけるしか出来ないのこの人は?)
悪いのはストーカー達なのに、母親は妹を心配するとか労るとかではなく何故か被害を受けている妹を怒鳴りつけ「面倒くさい話をするな」と言わんばかりに話を終わらせようとしました
しまいには「そんなに言うならそいつらを連れてきなさい!説教してやるから!」とか訳の分からない事をわめきちらしました🦥
(それができたら苦労はしない…)😨
ちょっと何かあるとすぐキレて
相手と冷静に話し合えない短気な母親でした
妹に対しては愛情も関心もなく
妹の話はまったく信じないし興味もない母親でした
そして父親も母親も妹を…自分の子供のことを全く《価値のない人間》だと思っていました
つづく🏠
《この物語は事実をもとにしたフィクションです》
_(:3 」∠)_