262「貧乏」パート1

うちの父親 

西田敏行さんにちょっと似てるの見た目の雰囲気

 

性格はどうかと言うと…

 

ものすごく自分勝手。家族のこと愛してないし短気だしすぐキレるし怒鳴るし 子供の頃は体罰もあったし

 

一番許せないのは家族にお金をまわさず

自分の趣味にばかり使う事

大型テレビとかゴルフとかね。

家族旅行とか外食はほとんどなかったし

わたしは服もオモチャも買ってもらえず

お小遣いもほとんどないに等しい感じだった

 

もう…とにかくキレやすいのよね。この親父は。

そして怒る理由もほんと理不尽なことばかりで

 

でもね私は 自分の親がこんな感じだったから

 

親は子どもを叱るものだし殴るものだし蹴るものだと思っていた。どこもそんな感じだろうと思っていた。でも実際にはそうではない家庭も多いみたいなんだよね。(羨ましいなぁ…自分もそんな家庭で育ちたかったものだ…)

 

子どもの頃 友達んちに遊びに行くと

絶対うちよりも綺麗だし 片付いているし

ご飯も豪華だし オモチャとかいろいろあって

どこんちもうちよりずっと裕福なんだなというのが

ものすごくよくわかってしまって…

 

友達んちに泊まりに行って帰ってくると…その度に自分ちの汚さとご飯の粗末さを改めて思い知らされ…わたしはとても惨めな気持ちになった

 

学校行くとクラスメイトは可愛くておしゃれな服を着ている

 

しかしわたしは 親戚のおさがりを着ていた

とてもダサく時代遅れで わたしはとても辛かった

しかし親はわたしに服やオモチャを買ってくれなかった

 

わたしはお下がりの服をうちに押し付けてくる

親戚のことを恨んだ

 

(こんな服恥ずかしくて着れねーよ)

でもそれを着ていくしかなかった

 

そして小6のある日のこと

 

私は卒業式用に服を買ってもらった

 

嬉しかった

 

滅多に服など買ってもらえないから…

 

 

しかし さあ明日が卒業式だぞという時に私が卒業式用に買ってもらったその服と同じものを他の生徒が普段着として普通に着ていたのを靴箱のとこで目撃してしまって

 

私はショックを受けた

 

私んちにとっての特別な服は 

よそんちにとっては普段着でしかなかった

 

貧乏育ちの子ども特有の とても辛い思い出だ

 

 

 

 

 

まあね そんなこんなで 

わたしは子ども時代とても恵まれてなかった

 

父親はキレやすく すぐに怒鳴るし暴力もふるう

 

母親は第一子である姉以外には愛情が希薄で…なおかつ片付けができない。掃除洗濯料理すべてが下手で怠け者なので家は壮絶に汚かったし保健衛生に関する知識が著しく欠けていた。

 

そういう家で 育った

 

でもわたしの一番の敵は親ではなく《魔女》だった

 

魔女は母から甘やかされていて

 

弟妹をいじめていても 母親は知らんぷりで止めなかったものだから

 

わたしと真ん中っ子の兄は いつも魔女から

圧政を強いられていた… とても辛かった

 

子どもの頃 いつも思ってた事は

 

「生まれてこなきゃよかった…」

 

「魔女のこと 殺したい」

 

そんくらい 毎日が嫌だった

 

普通 親が止めんだろ

上の子が下の子イジメてたら…

 

でも母はアホなので 全く止めなかった

 

この母親は 私の事がとても嫌いだったようで

 

なにかと魔女とは差別されて育った

 

だから私も 母と姉のことが 死ぬほど嫌いである

 

多分死ぬまで好きにはなれない

 

また なる必要もない

 

そして…

 

この恨みつらみは

忘れちゃいけないことのような気がしているよ

 

 

 

あと 進撃の巨人に出てくるロッド・レイスってキャラ

 

あのキャラも 西田敏行さんに似てる気がする…

 

顔が…

 

 

 

 

 

 

 

おわり🏠🏠🏠